はじめに
第1部 評価分析
第2部 ビジネスコミュニケーション
第3部 仕事の進め方
第4部 人材育成とチームデベロップ
第5部 業績向上
付録
逆引き目次

5-1.マーケットインの考え方と具体策


<ポイント>
・全ての数字はマーケットインから生まれる
・マーケットを読み違えるとロスが増える
1.マーケットを捉える3つの切り口
 1)エリアマーケット[どこにいるの?]
 2)ターゲットマーケット[何している人なの]
 3)プロセスマーケット[きっかけは何?]
2.支店ごとに効果的なマーケットは異なる

見極めるのは、支店長、あなた!!
3.具体的には、
 1)一番のエリアは? 2)一番のターゲットは? 3)一番のプロセスは?

それに投下している、人と時間は?

チャート図33
マーケットイン
エリアマーケット ターゲットマーケット プロセスマーケット

商品開発、アプローチ開発

媒体開発
支店で核となるエリアは?
支店で核となるターゲットは?
支店で核となるプロセス(アプローチ法)は?

明確ですか?実行できていますか?

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5-2.エリアマーケットの明確化と役割分担


<ポイント>
・航空地図にプロットしてみよう!!
・毎日最適ルートを考える
1.エリアマーケットは支店のオリジナル
2.お客様移住地(所在地)で捉える手法
3.ルートセールス、新規開拓に力を発揮

エリアをクラスター化(グループ化)する

エリア方針を明確にする

そこではじめて担当者を貼り付ける

チャート図34
・マッピング(ビジュアル化)
・エリアデータ
・エリア別方針

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5-3.ターゲットマーケットの明確化と役割分担


<ポイント>
・お客様を業種別に分けてみよう!!
・業種別のアプローチを考える
1.ターゲットマーケットは、ブロック、金庫で共有可能
2.お客様のお仕事で捉える手法
3.融資実務(実行、債務管理)に力を発揮
4.他店、他ブロックと情報共有すると組織力の強化に直結

お仕事の分類基準をつくる(全店で統一できればベスト)

重点ターゲットの選定

方針を明確にする

担当者と、期間を定めてアプローチ

チャート図35
・顧客情報データ
・接客の履歴データ
・ターゲット別方針

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5-4.企業健全化・育成のための考え方と具体策


<ポイント>
・財務分析は顔だけ見ているようなもの
・しばらくは、外部の力を借りて、ノウハウを身につけるのも一つの手段
1.企業、組織は代表者でほとんど決まる
2.組織体制でやる気と方針が分かる?
3.独自の企業診断プログラムを開発しよう!!(まずは各支店から)
4.やり方は、今回のリーダー調査を参考に

 1)ワークスタイル診断 2)投下時間調査 3)業務アンケート 4)組織力診断

提案者、指導者も作成できる

会社の信頼性向上

高い金利でも使う?

チャート図36
・簡易社長診断、企業診断
・6つのポイント
・伸展ポイント、改善ポイント、排除ポイント

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5-5.顧客接点強化の考え方と具体策


<ポイント>
・まずは、接点に至るプロセスはどうだったか?(プロセスマーケットの確認)
・某信用金庫の過去も未来も全て、顧客接点の中にある
1.顧客接点強化で未来へ遺産づくり
2.まずはプロセス(きっかけ)を確認しよう!!
 1)プロセスの明細(基準)作成[例]紹介、飛込み、肩代りetc
 2)プロセスランキングの作成(ストックとフローがあればベスト)
 3)ランキング上位の強化、方針の再作成
3.顧客接点の三要素を再度チェック
 1)商品 2)営業 3)お客様(エリア、ターゲットプロセス)

年度方針の策定、実施

チャート図37
・金利は高いけど、それに見合う提供メリットは?
・商品理解
・お客様理解
・手法開発(行動確認)

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5-6.顧客接点強化、従業員接点強化と実績向上の
支店別モデル策定


<ポイント>
・まずは、内部環境と外部環境を分析してみよう!!
・支店の環境に合った業務向上プランを作成することが大事
1.内部環境(従業員)を分析する
 1)ワークスタイルの傾向を知る
 2)傾向にあった最適なコミュニケーション方法の選択
 3)目標を理解させる最適な方法の選択
 4)情報を共有する最適な方法の選択
 5)預金型?融資型?
 6)来店方?外訪型?
リーダーの「引出し」を
多くすることが大事
2.外部環境(お客様)を分析する
 1)ワークスタイルの傾向を知る
 2)エリアターゲットは?
 3)ターゲットマーケットは?
 4)プロセスマーケットは?
 5)サークル活動の効果は?
蓄積することによって
チーム・会社会社の資産になる

最適な方法で従業員とお客様を掛け合わせる

業務向上

支店モデル

チャート図38
業務向上

パフォーマンス

顧客接点

マーケットイン
 

リソーセス

従業員接点

人材育成
基本構造をもとに支店別のスタイルをつくる

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5-7.トライ&エラーと営業力強化策


<ポイント>
・チーム実績向上計画の導入
・ノウハウがたまる、お客様がたまる、業績のびる
1.成功した業務にも、成功要因以外に必ず失敗要因が存在する
2.失敗した業務にも、失敗要因以外に必ず成功要因が存在する
3.同じように成功業務で伸展ポイント以外に改善ポイントが、失敗業務で改善ポイント以外に伸展ポイントが存在する
4.それぞれをしっかり捉えることが、仕事を極める重要なポイント(成功しても冷静に、失敗しても落ち込まないように)

捉えるためには紙に書く

これがP・D・C

改善策の策定実行

継続することが大事

ノウハウの蓄積

業績向上

チャート図39
TIPシート:担当者(                  )
業務名   
実施時期   
成功要因 1.
2.
3.
4.
5.
失敗要因 1.
2.
3.
4.
5.
伸展ポイント 1.
2.
改善ポイント 1.
2.
新目標   

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5-8.支店間ノウハウの共有策
(ターゲットマーケットデータベース)


<ポイント>
・エリアターゲットは支店、ブロック共有財産
・ターゲット、プロセスターゲットは全店の共通財産
1.まずは支店でノウハウを貯める
2.ブロックで集積する
3.本部でまとめる
4.各支店にフィードバック

データがたまる

相談内容が深まる

信頼を得る

業績向上につながる

神話へ

チャート図40
3つのマーケット

エリア

ターゲット

プロセス

支店・ブロック


全店
共有すべき情報

顧客接点

従業員接点

商品

お客様
(市場)

営業

仕事

当事者

手段

・業界情報
・業界の
 ビジネス
 モデル
・失敗事例
・成功事例


データベース化(ナレッジ)

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5-9.CRMとアナログ業績向上策


<ポイント>
・アナログ対応は人手がかかるが、喜ばれる
・デジタル対応は人手がかからないが、疎遠になる
・相手が身を乗り出すような営業を
1.コア顧客をデジタル対応すると失敗する
2.コア顧客をアナログ対応するための時間等のリソーセスを確保する手段
3.本部でまとめる
4.アナログ対応がまずければ、意味がなくなる

アナログ対応は今まで以上に大事

アナログ対応のポイント
顧客接点強化
・企画型、提案型営業
・業種別テーマの掘り下げ
従業員接点強化
・顧客情報の共有
・テーマ別勉強会等

チャート図41
CRMの成功

顧客接点の強化

従業員接点の強化
CRMの方向

デジタル処理

アナログ処理

事務合理化

非コア顧客対応

データーベース 

コア顧客対応

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主催:日本タイムマネジメント協会 情報提供:仕事の科学研究会