■良いチームとは、主体的で責任ある行動をとれる個人の集まりである。■良いチームとは、組織の統制が取れ優れた結果の出せる集団である。 ■真に良いチームとは、組織の統制と個人の主体性が両立した集団である。 ■この相反した課題を解決できるのが、「仕事のスペクトル理論」である。 1)基本的な考え方![]() 2)「個人の主体性」と「組織の統制」は表裏一体「仕事のスペクトル」理論では、あらゆる仕事には7つの要因があり、その要因は個人の主体性でコントロールするものと、組織の統制でコントロールするもののペアで成り立っていると考えている。|開始←−−投下時間−−→期限↑ 強質←−−動機−−→量強 化目標←−−優先順位−−→実績化 の責任←−−役割分担−−→権限の 方納得←−−意思疎通−−→調整方 向専門←−−機能−−→業際向 ↓判断←−−機構−−→規範| 3)良いチームのつくり方StepT新人から社長まで、個人が主体的にコントロールする7つの分野のマネジメントに一丸となって取組む。取組む順番は開始、質、目標‥の順に行う。 StepU 社長は全社の、部長は部の、課長は課のルール(方針、行動規範等)を策定し、チーム員に提示、指導する。 StepV チーム実績向上プログラムを定期的に実施し、個人の主体的コントロール分野と組織の統制すべき分野のバランスを計り、ノウハウの蓄積を行う。 4)良いチームをつくる三つの技術T役割分担(委任)□仕事のコンテンツづくり □仕事に時間を貼り付ける □仕事に人を貼り付ける □委任のテクニック |@仕事全体(目的、質、量) |A優先順位 |Bフォローとチェック U会議 □納得造りの場(結論は大切ではない) □リーダーシップとメンバーシップ □会議の方程式 □単一目的 □少人数 □終了時間 □議長の役割 □フォローとチェック V実績向上計画 □ノウハウの蓄積 □委任と会議を掛け算する □成功要因と伸展ポイント □失敗要因と改善ポイント □定期的に行ない、記録に残す □仕事のコンテンツを評価する □人的属性は評価しない □個人でも行う |