スーパーチームデベロップレクチャー
※「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」第80節より引用
どこでも成果を出せるチームに近づく王道とは
どこでも、どんな時でも成果が出せるチーム、組織をつくるには、二つの作業をしなければなりません。一つは、構成員である一人一人の個人の力量を上げること。もう一つは、一人一人の力量を充分に発揮できるチーム、組織の環境づくりです。そして、この作業をするのがリーダーの役目ということになります。
それでは、一人一人の力量を向上させる作業とは、どんな作業でしょうか?
本書の読者の皆さんは、既におわかりだろうと思います。
そうです。コミュニケーション能力、仕事のすすめ方の技術、そして専門知識の修得です。
一方、環境づくりとは、どんな作業でしょうか?もうおわかりだと思いますが、コミュニケーションの環境とルールづくり、仕事のすすめ方のルールづくり、専門知識の蓄積方法のルールづくりです。
つまり、コミュニケーション、仕事のすすめ方、専門知識(ノウハウ)の3つの分野をチーム員個々とチームそのものが、6つの作業項目として取り組むということです。この6つがしっかりできていると、いつでも、どこでも成果を上げることができます。
この6つの作業項目が大切であることがわかれば、現状のチームがどうなるのかと、どの項目を強化すべきかもわかってきます。
この考え方を、もとに実務の面で、着手すべきは、3つあります。
一つは、仕事の委任、もう一つは打ち合わせ、会議、そして最後が上司、部下の同行営業等のOJTです。
この3つがスムーズに実行できるように、先の6項目に取り組むことが、いつでも、どこでも成果の出せるチームに近づく王道ということになります。 |