◎2005/3/1発行
「お見送り」
先日、愛知のある企業での一日コースでのことです。
朝8時半から夕方5時半までのちょっと長めの一日コースを実施しました。参加者は20名ほど。若手から中堅ちょっと過ぎのクラスまでの層で実施しました。
レクチャー、演習、グループ討論と発表、現時点での当方の最新コースを行いました。
一日のコースが終り、参加者から「あっという間の一日だったね」とか「仕事以外にも使えそう」なんて声を聞きながら、参加者の方々と一緒に後片付けをし、「では、皆さんしっかり取組んでね!」とお別れをし、会社の正面玄関でタクシー待ちをすることにしました。
通常は、トレーニングの主催責任者の方が、お見送りしてくださるのですが、この日は、タクシー待ちをしている時に、当日の参加者の方が数名駆けつけて来て、「あー良かった!!まだいらっしゃった。今日はどうもありがとうございました!!明日からやってみまーす」とペコリとおじぎをし、こっちが声をかける間もなく、また、ダーと走り去ってしまいました。
キョトンとすると同時に「あー、遠くまで来て1日やって良かったなぁ」としみじみ感じた1日でした。