『魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント』
行本明説 著
【東洋経済新報社 2011年2月17日発行 価格:1,500円+税 】 |
特色----------------------------------------------------------
本書は、当協会のタイムマネジメントのノウハウを整理し、そのノウハウの具体的な活用・実践を目的として作られた書籍です。
理論、ノウハウ、ツールの三位一体を目指して、腕前ごとに使えるシートを用意してあります。最初にノウハウを理解していただき、ノウハウの活用方法を学ぶことができます。さらにツールであるシートを使っていただくと、仕事の整理ができ、もっと上手に段取りができるよう「ちょっとの努力で大きな成果がでる」という工夫が施してあります。
一番の特徴はステップがあるということ。個人の仕事の仕方のレベルに合わせ、初級、中級、上級とステップを分けてありますので、一段一段ステップをあがっていく楽しさ、仕事の腕前が上がっていく楽しさを味わっていただけます。
そして、リアルな「仕事の困った」逆引き目次がついていますので、仕事に困ったときに解決のヒントも得られます。
「魔法のシート」という名前は、ノウハウをしっかり理解した上でこのシートを使うと、不思議なことに仕事がどんどん進むようになると自負していますので、<魔法>という言葉を使わせていただきました。 日本のビジネスパーソンのスキルアップを祈りながら、本書を皆様のスキルアップにお役立ていただければ幸いです。
※「魔法のシート」をダウンロードすることができます。詳細は、こちらから。
目次----------------------------------------------------------
「魔法のシートォ!?」―まえがきに代えて
本書の使い方
本書の構成と「魔法のシート」
- Prologue まずは仕事のしくみを「科学」してみよう
- Section1
- カオスとコスモス
何もしなければ混乱するのは当たり前
- Section2
- 二律背反ではなく両極併存
一見複雑な仕事もこの発想で単純化できる
- Section3
- 見かけと隠された本質
一皮むけばどんな仕事もたった2つの組み合わせ
- Section4
- やる気とやり方
2つのエネルギーで開始と終了をコントロールする
- Section5
- 大事な仕事と無駄な仕事
「大事な仕事」を明確にすることから始めよう
- Section6
- 記憶と記録
サポートツールとして手帳に求められる機能とは?
- Section7
- 継続と断続
「仕事のしくみ」がわかれば着実にスキルアップできる
- Chapter1 4つの時間
- タイムマネジメントの基本は「はじめ」と「おわり」のさばき方
- Step1
- 「他人と共同でやる仕事」は「おわり」の時間を宣言する
会議や商談は「おわり」の時間も記録する
- Step2
- 「自分ひとりでやる仕事」の「はじめ」を書き込む
自分の仕事にエネルギーを投入できる
- Step3
- 「他人とのアポ」を入れる前に「自分へのアポイント」を入れておく
ストレスを軽減して生産性を上げる
- Column
- 仕事の先送り傾向がはっきりしてきた
- Chapter2 2つの処理
- 「業務処理」と「情報処理」に分けて仕事をさばく
- Step1
- 2つの処理を3つのスキルで実施する
デスクワークと会議・商談は分けて管理する
- Step2
- コミュニケーションは3つのパターンしかない
コミュニケーション業務が一気にスキルアップする
- Step3
- コミュニケーションは主観情報と客観情報がある
業務処理と情報処理をスムーズに進める
- Column
- じわじわとストレス状態が悪化
- Chapter3 2つの管理
- さばき方の極意は仕事に「時間」と「人」を貼り付ける
- Step1
- まずはやるべきの仕事を書き出してみる
仕事の見落としを防ぎ、作業内容や手順を把握する
- Step2
- 毎日、一番大事な仕事をはっきりさせる
仕事の遅延を発生させないためにも絶対に必要
- Step3
- 仕事を減らす方法の1つ。それは任せること
「時間がない!」と嘆く前に打開策を考える
- Column
- 仕事の重点は「量」から「質」へ
- Chapter4 2つのボリューム
- 「やる気」と「やり方」で仕事のさばき方をレベルアップ
- Step1
- 「はじめの一歩」の具体化も立派なマネジメントスキル
計画倒れになる最大の原因を取り除く
- Step2
- 仕事の質と量を決めるには期限を明確にする
いい仕事をたくさん片づけるための方程式
- Step3
- 「量」は組織が、「質」は個人が決める
適正な仕事の質で生産性を上げる
- Column
- マネジメントスキルは低下の傾向
- Chapter5 2つの状況
- 「事前にわかる仕事」と「突発的な仕事」を上手にさばく
- Step1
- 予定がはっきりすると「突発」は減る、減らせる
1日の仕事の打率を下げないための基本原則
- Step2
- 仕事の先読みが突発を減らす
部下をもったらぜひとも実践してほしいタイムマネジメント
- Step3
- 朝一番のコミュニケーションで「突発」が減る
突発的に起こる仕事を予定に組み込む上級テクニック
- Column
- 時間の使い方とストレスの密接な関係
- Chapter6 30%ルール
- 計画倒れにならないための「さばき方の原則」
- Step1
- 予定した仕事の3割を処理するだけで実績が上がる
未処理事項が増えてもあわてない
- Step2
- 1日の30%を一番大事な仕事にあてる
主体的・創造的な仕事のための時間が確保できる
- Step3
- 1ヵ月先まで「自分ひとりでやる仕事」の時間を確保する
「先送り」から「前倒し」に仕事の体質改善が進む
- Column
- 上司と部下には意識の断層がある
- Chapter7 6つの仕事
- 「優先順位」の決め方で仕事のさばき方が変わる
- Step1
- 「おわり」を明確にすることから始める
最も初歩的な優先順位の決め方
- Step2
- 「3つの仕事」に分けて優先順位をつける
生産性向上に不可欠な優先順位のつけ方
- Step3
- 「6つの仕事」に分けて優先順位を決める
一番大切な「後で、自分でやる仕事」をガードする
- Column
- 人間関係が年々悪化している
- Chapter8 2つの業務
- 「ルーティン」と「プロジェクト」では仕事のさばき方が違う
- Step1
- ルーティンワークは「四隅の時間」でさばく
大事な仕事の時間を確保する時間の使い方
- Step2
- あらかじめ所要時間を手帳に記入する
先送りの欲求を封じ込め、おおよその見通しを立てる
- Step3
- ルーティンのプロジェクト化、プロジェクトのルーティン化
ワンランク上のやり方で生産性が飛躍的に向上する
- Column
- 会議の数と社内コミュニケーションの関係
- Chapter9 2つの領域
- 「パフォーマンス」と「リソーセス」でさばき方を考える
- Step1
- やるべき仕事の「実行分野」を書き出してみる
実効性のある長期計画を立てるための第一歩
- Step2
- 仕事の「理由・目的」を「実行目標」に変換する
目標を具体的にイメージできるようにする
- Step3
- 「実行目標」から「行動計画」に変換する
「はじめの一歩」で行動計画を明確にする
- Column
- フラット型組織が日常業務の障害!?
- Chapter10 年間計画
- さばき方の極意は「プランニング」の秘訣にある
- Step1
- 1年間の流れを一目でみれるようにする
年間計画の全体像を把握しておく
- Step2
- オーバービューに優先順位をつける
長期計画に対する漠然とした不安を払拭できる
- Step3
- 「ずらす」「任せる」「やめる」で計画を調整する
確実に成果を生み出すプランニングの最終段階
- Column
- 考える時間が足りない!
- Epilogue 「魔法のシート」のノウハウはここでも活かせる
- Section1
- 付箋の活用
付箋を使って「魔法のシート」に早変わり
- Section2
- タイムシステム
システム手帳は魔法のシートの代わりになるか?
- Section3
- ITツール
ITツールは魔法のシートの代わりになるか?
- Section4
- 事例解説
「理論」「ノウハウ」「ツール」の三位一体で成果は生まれる
- Special Favor 今すぐ使ってみる!
- 魔法のシート厳選12
- 魔法のシート@ デイリープランニングシート
- 魔法のシートA 実績向上シート
- 魔法のシートB 仕事の棚卸しシート
- 魔法のシートC 投下時間分析シート
- 魔法のシートD マンスリープランニングシート
- 魔法のシートE プレゼン(POV)シート
- 魔法のシートF 会議シート
- 魔法のシートG 実行分野シート
- 魔法のシートH 質の選択シート
- 魔法のシートI 実行目標シート
- 魔法のシートJ 実行計画シート
- 魔法のシートK 行動計画シート
「仕事の困った」を解決する逆引き目次100
「こうなったらいいね」―あとがきに代えて
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